シメ・ヴルサリコ シメ・ヴルサリコの概要

シメ・ヴルサリコ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/30 19:41 UTC 版)

シメ・ヴルサリコ
クロアチア代表でのヴルサリコ (2018年)
名前
ラテン文字 Šime Vrsaljko
基本情報
国籍 クロアチア
生年月日 (1992-01-10) 1992年1月10日(31歳)
出身地 クロアチア ザダル
身長 183cm
体重 75kg
選手情報
ポジション DF (RSB)
利き足 右足
ユース
ザダル
2006-2009 ディナモ・ザグレブ
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2009-2013 ディナモ・ザグレブ 73 (1)
2009 ロコモティヴァ (loan) 17 (0)
2013-2014 ジェノア 22 (0)
2014-2016 サッスオーロ 56 (0)
2016-2022 アトレティコ・マドリード 70 (1)
2018-2019 インテル (loan) 10 (0)
2022 オリンピアコス 3 (0)
通算 251 (2)
代表歴
2007-2008  クロアチア U-17 16 (2)
2010  クロアチア U-18 1 (0)
2010  クロアチア U-19 6 (0)
2010-2014  クロアチア U-21 8 (0)
2011-2022 クロアチア 52 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

経歴

クロアチアNKザダルのユースチームでキャリアをスタートさせ、2006年にクロアチアのディナモ・ザグレブのユースチームに移籍する。2009年にトップチームに昇格するとすぐにロコモティヴァ・ザグレブにレンタル移籍した。

2013年7月12日ジェノアCFCに移籍[1]2014年7月22日サッスオーロに移籍[2]

2016年7月5日アトレティコ・マドリードへ移籍[3]。9月17日のスポルティング・ヒホン戦にてラ・リーガデビューを果たしたが、右サイドバックのフアンフランからポジションを奪うことができずバックアッパーとなり、リーグ戦ではデビュー以降2016年12月17日ラス・パルマス戦まで出場機会が訪れなかった。しかし1月にフアンフランが負傷離脱すると代役をこなし14試合を出場した。

翌2017-18シーズンには再びフアンフランの後塵を許し退団が噂されたが、12月にフアンフランが負傷離脱すると出場機会を増やし、2018年2月6日に契約を2022年まで延長した[4]。4月26日に行われたUEFAヨーロッパリーグアーセナルFC戦では大会史上最速の開始75秒でイエローカードをもらい、さらにこれもまた最速記録の9分9秒でレッドカードを受けた[5]

2018年7月31日、アトレティコ・マドリードはヴルサリコがインテルナツィオナーレ・ミラノにレンタル移籍(買取オプション付き)することを発表した[6]。8月1日、インテルナツィオナーレ・ミラノはヴルサリコを1年間の期限付き(買い取りオプション付き)で獲得したことを発表した[7]。右サイドバックのレギュラーとして期待されて加入したシーズンだったが、怪我の影響で13試合の出場にとどまり、2月には左ひざの手術を受けるため今季絶望になったところでアトレティコに返却された[8]

2020年8月9日、チャンピオンズリーグリスボン遠征に向けてUEFAプロトコルに基づきクラブでPCR検査を受けた結果、アンヘル・コレアと共に新型コロナウイルス陽性が発覚。症状は無く、回復したと診断されたが、準々決勝に参加できなかった[9][10][11]

2022年6月30日、6年間在籍したアトレティコ・マドリードから契約満了で退団した[12]

2022年7月2日、3年契約でオリンピアコスFCに加入した[13]

しかし負傷等の影響で公式戦9試合の出場に留まると2023年1月には双方合意の元にオリンピアコスとの契約を解除し、3月22日に現役引退を発表した[14]。引退後は代理人に転身予定。

代表歴

2018 ワールドカップ

クロアチア代表として各年代でプレーし、2012年にUEFA EURO 2012にも出場した。

2018年5月、2018 FIFAワールドカップを戦うクロアチア代表に選出された[15]。大会では、アイスランド戦を除く計6試合にフル出場し、チームの大会準優勝に貢献した。

2022年8月26日、クロアチア代表から引退することを公表した[16]


  1. ^ ジェノアが五輪で活躍のFWを獲得 クロアチア代表DFも - Goal.com 2013年7月13日
  2. ^ サッスオーロがヴルサリコを獲得 - Goal.com 2014年7月23日
  3. ^ アトレティコ・マドリー、ヴルサリコ獲得を正式発表 - Goal.com 2016年7月6日
  4. ^ アトレティコ、退団噂されたヴルサリコとの契約を2022年まで延長 - Goal.com 2018年2月6日
  5. ^ アトレティコDF 、EL史上最速9分9秒で退場処分。チームは敵地で貴重なドロー フットボールチャンネル 2019年4月27日
  6. ^ Acuerdo con el Inter de Milán para la cesión de Sime Vrsaljko - Página oficial del Atlético de Madrid 2018年8月1日
  7. ^ #WELCOMEVRSALJKO: シメがネラッズーリに! - F.C. Internazionale Milano - 公式サイト 2018年8月2日
  8. ^ インテル、今季絶望のクロアチア代表SBをA・マドリーに早期返却…“後釜”は今冬に確保! サッカーダイジェスト 2019年2月9日
  9. ^ Club Atlético de Madrid · Web oficial - Comunicado oficial”. www.atleticodemadrid.com. 2020年8月10日閲覧。
  10. ^ Club Atlético de Madrid · Web oficial - Las nuevas pruebas PCR han resultado negativas en el resto de jugadores y técnicos de la primera plantilla”. www.atleticodemadrid.com. 2020年8月10日閲覧。
  11. ^ 2選手が新型コロナ陽性のアトレティコ、ほかに感染者は確認されず【欧州CL】”. フットボールチャンネル. 2020年8月10日閲覧。
  12. ^ ¡Gracias, Vrsaljko!” (スペイン語). Atletico de Madrid (2022年6月30日). 2022年7月1日閲覧。
  13. ^ Ο Ολυμπιακός ανακοίνωσε τη μεγάλη μεταγραφή του Σίμε Βρσάλικο”. Sport 24. 2022年7月2日閲覧。
  14. ^ 元クロアチア代表DFヴルサリコが31歳で現役引退…アトレティコやインテル在籍もケガに苦しんだキャリア”. 超ワールドサッカー. 2023年3月23日閲覧。
  15. ^ クロアチア代表、W杯メンバー発表…DFミトロヴィッチ選外で23名決定”. サッカーキング. 2018年6月5日閲覧。
  16. ^ Vrsaljko, Šime (2022年8月26日). “Vrime je...”. クロアチアサッカー連盟. 2022年8月26日閲覧。
  17. ^ Šime Vrsaljko”. European Football (2018年6月21日). 2021年6月22日閲覧。


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