キャロットタワー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/22 13:21 UTC 版)
施設
高層棟および中層棟の地下1階から地上2階には三軒茶屋とうきゅうが核テナントとして入るが、2017年11月、地下1階の東急ストアは売り場の改装やセミセルフレジを導入して先行リニューアル[7]。翌年5月には1階も生活雑貨店などが集められ、キャロットストリートサンチャとしてリニューアルオープンした[7]。2階ではTSUTAYA三軒茶屋店、カラダファクトリー三軒茶屋キャロットタワー店が営業。2023年にはTSUTAYAが縮小、ユニクロ三軒茶屋店がオープンし、ユニクロが長らく無かった三軒茶屋に登場した。
高層棟
1階に銀行支店、2階に住民票の写し等の発行を行う行政窓口、3階~5階に世田谷文化情報センター 生活工房、6階~25階にオフィスフロア、最上階となる26階に展望レストラン「オークラレストランスカイキャロット」(2017年、ホテルオークラエンタープライズが指定管理者に選定)[8]、エフエム世田谷サテライトスタジオのほか、展望スペースが配されている。
東急セキュリティ、東急ビルメンテナンス、寛斎スーパースタジオなどが本社を置く。
中層棟
上層部に(公財)せたがや文化財団が運営する「世田谷パブリックシアター」がある。舞台はプロセニアム形式とオープン形式の使い分けが可能で、演劇表現の可能性を広げようとした[9]。舞台・舞踊・音楽などの上演ができるほか、それに併せて客席勾配の変更も可能。ホワイエ(入口から観客室に至る廊下)にも特徴がある。客席は3階層600席。
低層棟
世田谷線三軒茶屋駅とその隣に文化財団が運営する小劇場の「シアタートラム」がある。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 新建築 1997, p. 296.
- ^ a b c d e 「三軒茶屋の再開発事業 キャロットタワーが完成 世田谷」『毎日新聞』東京版 1996年11月20日
- ^ a b c d BE建築設備 1997, p. 22.
- ^ a b c BE建築設備 1997, p. 23.
- ^ BE建築設備 1997, p. 24.
- ^ 「三軒茶屋の再開発ビル、名称決定 世田谷区」『毎日新聞』東京版 1995年9月27日
- ^ a b 『三軒茶屋とうきゅう1F リニューアルオープンについて』(プレスリリース)東急ストア、2018年5月23日 。2020年11月5日閲覧。
- ^ 『世田谷区立スカイキャロット展望ロビーの指定管理者の指定について』(プレスリリース)世田谷区 。2020年11月5日閲覧。
- ^ 新建築 1997, p. 270.
固有名詞の分類
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