オーストラリア・ニュージーランド銀行 オーストラリア・ニュージーランド銀行の概要

オーストラリア・ニュージーランド銀行

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/26 00:22 UTC 版)

Australia and New Zealand Banking Group Limited
種類
公開
市場情報 ASX:ANZ, NZX: ANZ
業種 銀行
設立 1835年
本社 833 Collins Street
Docklands, メルボルン、オーストラリア
主要人物
Michael Smith, (CEO)
製品 Banking, financial and related services
利益
A$5.56 billion (2012)
総資産 A$642.13 billion (2012)
従業員数
48239(2012)
ウェブサイト www.anz.co.jp

企業の特徴

ANZは、例年オーストラリア大企業トップ10であり50%以上のシェアを持ち、ニュージーランドのトップ企業の1つとなっている(時価総額ベース)[1] アジア地域や太平洋地域での活動も顕著であり、「スーパー・リージョナル・バンク」を目指している。豪系銀行の中で、アジアでのプレゼンス(拠点数)は最大で、オーストラリアでは、コモンウェルス銀行ウェストパック銀行に次ぐ、オーストラリアで3番目に大きい銀行となっている(時価総額ベース)。

ANZは、グリニッチアソシエイツの2013年調査にて、アジア(日本を除く)において、第4位のコーポレートバンクに選ばれている [2]

環境・持続可能な経営の観点からも、ANZは、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスに6年間で5度目となる銀行部門のトップに選定されており、世界で最も「サステナブル(持続可能)」な銀行となっている(2012) [3]

ANZ は、オーストラリア、ニュージーランドをはじめ、アジア太平洋地域においても、各種スポーツをスポンサーしている。全豪オープン(テニス)、上海ロレックス・マスターズ(テニス)、ラグビーワールドカップ2011 などのスポンサーを務めている他、2008 年以降、シドニーオリンピック開会式のメインスタジアムとして使用された競技場の命名権を有しており、「ANZ スタジアム」と呼ばれている。2013年2月に大阪で開催された2013ワールドベースボールクラシックの強化試合においては、日本代表チームと対戦したオーストラリア代表チームの公式日本スポンサーとなった[4]

日本における主な業務

主に法人向け業務を行っている[5]

かつては個人向け業務も行っていたが、2022年12月末で同部門を閉鎖し、希望者については本行と業務提携を締結したSBIホールディングス(新生銀行(現・SBI新生銀行)・SBI証券)に引き継いだ[5]

外貨定期預金、仕組み預金、海外送金、現地口座開設の媒介(オーストラリア、ニュージーランド)、オーストラリアドル・ニュージーランドドル、その他外貨の顧客との外国為替取引、金利スワップ、商品デリバティブ等の店頭デリバティブ取引、顧客との資金取引、コーポレートファイナンス、輸出金融・輸入金融、プロジェクト・ファイナンス。

主なサービス

下記は、主なパーソナル・バンキング業務の提供サービス[6]

  • 外貨預金サービス
    • ANZプラス<外貨定期預金>
オーストラリアドル、ニュージーランドドルの外貨定期預金サービス。
  • 円建て預金サービス
    • ANZプラス〈円定期預金〉
円建ての預金サービス
  • 仕組み預金サービス
    • 南十字星(為替相場条件付預金「ANZ条件付デポジット」)円投資型
円定期預金に通貨オプション取引を組み合わせた仕組み預金。
    • 南十字星(為替相場条件付預金「ANZ条件付デポジット」)外貨投資型
外貨定期預金に通貨オプション取引を組み合わせた仕組み預金。
    • 南十字星(為替相場条件付預金「ANZ条件付デポジット」)外貨ペア型
外貨定期預金に通貨オプション取引を組み合わせた仕組み預金。
  • 現地口座開設媒介サービス
日本から、ANZのオーストラリア及びニュージーランドの国内支店に普通預金口座を開設。
  • 外国向け送金サービス
オーストラリア、ニュージーランド及び、ANZグループ向けの送金



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