アダム・ハリス アダム・ハリスの概要

アダム・ハリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/27 06:09 UTC 版)

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アダム・ハリス
選手情報
ラテン文字 Adam Harris
国籍 ガイアナ
競技 陸上競技短距離走
種目 60m, 100m, 200m
大学 ミシガン大学
生年月日 (1987-07-21) 1987年7月21日(31歳)
出身地 イリノイ州ウィートン英語版
身長 177cm
体重 70kg
成績
オリンピック 200m:1次予選1組6着(2008年
世界選手権 100m:2次予選1組4着(2009年
100m:予選1組4着(2013年[注 1]
地域大会決勝 中央アメリカ・カリブ選手権
100m:6位(2013年)
200m:6位(2013年)
自己ベスト
60m 6秒55(2014年)
100m 10秒12(2014年)
9秒90w(2014年)
200m 20秒60(2013年)
走幅跳 7m58(2008年)
7m74w(2008年)
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経歴

アメリカ人の父親とガイアナ人の母親の下、アメリカ合衆国で生まれ育った[1]

ミシガン大学時代にビッグ・テン・カンファレンスの室内と屋外の選手権でそれぞれ4度の優勝を果たすなど活躍した(室内選手権は2008年の男子60mと走幅跳、2009年の男子60mと200m。屋外選手権は2008年の男子200mと4×100mリレー、2009年の男子100mと200m)[2]

2013年5月18日にミラマーで開催された大会の男子100mにおいて10秒18(+0.4)をマークし、1978年にJames Gilkes、2012年にJeremy Bascomがマークした10秒19のスリナム記録を塗り替えた[3]

2013年6月8日にコルツネック英語版で開催されたニュージャージー国際招待(New Jersey International Invitational)の男子100mにおいて10秒16(+0.8)をマークし、自身の持つガイアナ記録を更新した[4]

2014年5月17日にポートオブスペインで開催されたハンプトン国際大会(Hampton International Games)の男子100mにおいて10秒12(+0.4)をマークし、自身の持つガイアナ記録を更新した[5]。なお、この記録は南アメリカ歴代7位タイに相当するタイムだが、なぜか南アメリカ陸上競技連盟はこの記録を歴代ランキングに入れていない[6]

2014年5月31日にクレアモントで開催されたPure Athletics Last Chance Meetの男子100mにおいて自身初の9秒台となる9秒90をマークしたが、風速計の故障で公認はされなかった[7]。しかし、風はかなり強かったと同じレースで9秒74をマークしたリチャード・トンプソンも自身のツイッターで語っており[8]、All-Athletics.comはこのレースの風速を追い風5.0と掲載している(国際陸上競技連盟は風速を未掲載)。

2015年4月25日にフィラデルフィアで開催されたペンリレー英語版の男子4×200mリレーにおいてガイアナチームの1走を務め、1分24秒42の南アメリカ新記録樹立に貢献した[9][10]

自己ベスト

記録欄の( )内の数字は風速m/s)で、+は追い風を意味する。

種目 記録 年月日 場所 備考
屋外
100m 10秒12(+0.4) 2014年5月17日 ポートオブスペイン ガイアナ記録
9秒90w(+5.0) 2014年5月31日 クレアモント 追い風参考記録
200m 20秒60A(+0.5) 2013年7月7日 モレリア 高地記録
走幅跳 7m32(0.0) 2008年4月5日 コロンバス
7m74w(+4.0) 2008年5月17日 シャンペーン 追い風参考記録
室内
60m 6秒55 2014年2月21日 アレンデール 室内ガイアナ記録
200m 20秒99 2009年3月1日 ステートカレッジ 元室内ガイアナ記録
走幅跳 7m58 2008年3月1日 マディソン

注釈

  1. ^ 国際陸上競技連盟が世界選手権の開催時に配布しているStatistics Handbookでは、2011年世界選手権以降の予備予選は1次予選、予選は2次予選という扱いになっている。

出典

  1. ^ Adam Harris opens up on representing Guyana”. Kaieteur News (2010年7月7日). 2017年7月20日閲覧。
  2. ^ Men's Track & Field / Adam Harris”. ミシガン大学 (2015年). 2016年6月3日閲覧。
  3. ^ Harris reportedly breaks James Wren Gilkes’ 100m record”. Stabroek News (2013年5月22日). 2016年6月3日閲覧。
  4. ^ Solomon 2nd in Czech Republic”. Trinidad Express (2013年6月11日). 2016年6月3日閲覧。
  5. ^ Harris clocks new Guyana 100m record…Russell takes 400m/400mH double”. TrackAlerts.com (2011年5月16日). 2016年6月3日閲覧。
  6. ^ Rank Sud Permanente V y M”. 南アメリカ陸上競技連盟 (2016年). 2016年6月3日閲覧。
  7. ^ Harris clocks wind aided 9.90s”. Guyana Times (2014年6月2日). 2016年6月3日閲覧。
  8. ^ Thompson blazes to 9.74; Henry-Robinson 11.01 in Florida”. TrackAlerts.com (2014年6月2日). 2016年6月3日閲覧。
  9. ^ Alfonz Juck, EME NEWS”. American Track & Field (2015年4月26日). 2016年6月3日閲覧。
  10. ^ USA vs. the World Men 4x200”. The Penn Relays (2015年). 2016年6月3日閲覧。


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