みなと観光バス (神戸市) 過去の路線

みなと観光バス (神戸市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 15:37 UTC 版)

過去の路線

岡本直行便(11系統)

当社が、2002年9月に乗合バス事業を開始した当初から設定されていた路線で、六甲アイランド阪急岡本駅を直行で結んだ。平日の朝夕ラッシュ時に20分間隔で運行され、車両は、マイクロバスが充当された。2009年頃には期間限定で阪神バスの甲南学園前停留所(現:甲南本通)に朝2便、夕方3便が停車した。

2014年10月10日限りで、運行休止。

  • 神戸国際大学前 → ウエストコート7番街前 → P&G前(現:アジアワンセンター) → 阪急岡本駅南側
  • 阪急岡本駅南側 → P&G前 → 神戸女子学生会館前 → 神戸国際大学前

芦屋・夙川便(12系統)

2008年2月20日に運行開始。六甲アイランドから、阪神御影駅を経由し、阪急岡本駅方面まで結んだ。この当時、山手幹線芦屋市内で殆ど開通していなかったため、「岡本便」として「阪急岡本駅南側」から1つ東に行った「本山北町3丁目北」止とされた。当初の運行間隔は、平日20分おき、休日25分おき。

その後、山手幹線が全通したことに伴い、2011年7月24日夙川グリーンタウンまで路線延長され、「芦屋・夙川便」の呼称が使われるようになった。運行間隔は、平日20分おき、休日30分おき。夜の時間帯には、「阪急岡本駅南側」止の便が設定された。

2015年10月24日のダイヤ改正で、土休日の一部便が「阪急御影駅南」を新しく経由することになったほか、従来の「阪急岡本駅南側」止の便は「JR芦屋駅北側」止に変更された。

2017年12月16日の路線再編で、運行区間が「六甲アイランド〜JR芦屋駅北側」に短縮され、更に後述の13系統と統合する形で、全便が「阪急御影駅南」を経由することになった。

2019年11月4日より、平日は毎時1〜3本、休日は毎時1本に減便された。

利用者の減少に伴い、2020年7月31日限りで運行休止。

運行開始(2008年)時点
路線延長(2011年)時点
  • P&G前 → (六甲アイランド内) → (六甲大橋) → 阪神御影駅西 → (国道2号)→ 阪急岡本駅南側 → 三条南町 → JR芦屋駅北側 → 翠ヶ丘 → 夙川グリーンタウン
  • 夙川グリーンタウン → 翠ヶ丘 → JR芦屋駅北側 → 三条南町 → 阪急岡本駅南側 → (山手幹線) → 阪神御影駅南 → (六甲大橋) → (六甲アイランド内) → P&G前
路線再編(2017年)時点
  • アジアワンセンター → (六甲アイランド内)→ (六甲大橋) → 阪神御影駅西 → 阪急御影駅南 → 阪急岡本駅南側 → 三条南町 → JR芦屋駅北側
  • JR芦屋駅北側 → 三条南町 → 阪急岡本駅南側 → 阪急御影駅南 → 阪神御影駅南 → (六甲大橋) → (六甲アイランド内) → アジアワンセンター
    • 六甲アイランド内のルートは、現行(131系統)と同一。
    • いずれも、主要な停留所のみ列挙。

阪急御影便(13系統)

2008年2月13日、12系統と同時期に運行開始。六甲アイランドから阪神御影駅を経由し、阪急御影駅まで結んだ。12系統の補完的役割を担い、平日は毎時2〜3本、休日は毎時1〜2本の間隔で運行された。現行の131系統と概ねルートは変わらないが、唯一の相違点として当路線は「平生(ひらお)記念館前」を経由した。

2017年12月16日の路線再編にて、12系統と統合する形で運行休止。その後、12系統が減便されたことに伴い補完的役割を担う路線として現行の131系統が新設された。

  • P&G前 → (12系統と同一ルート) → 阪神御影駅西 → 阪急御影駅
  • 阪急御影駅南 → 平生記念館前 → 阪神御影駅南 → (12系統と同一ルート) → P&G前
    • 主要な停留所のみ列挙。

宝塚線(ランランバス)

JR宝塚駅前と、月見山・長寿ガ丘の両地区を結んだ。当社にとって初めて、地盤の神戸市以外の地域を走行する路線であった。車両は、マイクロバスまたはコミューターが充当された。

2015年3月30日から同年4月29日まで試験運行が行なわれた後、同年8月24日に本格運行開始。本格運行開始時は、「長寿ガ丘ルート」と「月見山ルート」の2ルートがそれぞれ毎時1〜2本運行された。

2018年4月1日の路線再編で4ルートに増設。平日昼および休日は「長寿ガ丘ルート」と新設の「長月ルート」がそれぞれ毎時0〜1本、平日ラッシュ時は「月見山ルート」と新設の「長寿ガ丘シャトル便」がそれぞれ毎時3本運行された。

平成30年(2018年)台風21号の影響で本社車庫が浸水し、ランランバス専用車両および代替車両が運行不能となった。その後、暫定運行を実施していたが、車両調達が困難となったため2019年2月28日をもって路線廃止。

その後、2019年7月29日より同社に代わって株式会社フクユが運行を再開している。

長寿ガ丘ルート
  • JR宝塚駅前 → 月見山2丁目北 → 長寿ガ丘西 → 自治会館前 → 月見山緑地前 → JR宝塚駅前
長月ルート(2018年4月1日〜)
  • JR宝塚駅前 → 月見山2丁目北 → 長寿ガ丘西 → 自治会館前 → 月見山2丁目東 → JR宝塚駅前
月見山ルート
  • JR宝塚駅前 → 月見山2丁目北 → 自治会館前 → 月見山2丁目東 → JR宝塚駅前
長寿ガ丘シャトル便(2018年4月1日〜)
  • JR宝塚駅前 → 月見山2丁目北 → 長寿ガ丘西 → JR宝塚駅前
    • いずれも、主要な停留所のみ列挙。

神戸ファッションプラザ〜JR住吉(14系統)

2020年8月26日運行開始。六甲アイランド内の神戸ファッションプラザJR住吉駅を結んだ。当初は直行便として運行され、平日は毎時2〜4本、休日は毎時2本。

同年11月1日より六甲アイランド内の一部停留所で乗降が可能となった。2021年3月1日より毎時1本に減便。

利用者減少のため、同年5月17日より全便運休。同12月31日をもって路線廃止された。

六甲道〜御影〜岡本〜甲南山手(126系統)

JR六甲道駅阪急御影駅阪急岡本駅JR甲南山手駅を結んだ。

2020年8月1日運行開始。運行開始当初は「東山プラザ」方面へ乗り入れ、40分間隔での運行だったが、2022年4月1日のダイヤ改正で運行区間を縮小し「JR甲南山手駅」止となった。本数は概ね60分間隔。

2024年4月1日の路線再編をもって運行が取り止められた。


  1. ^ 東行きのみ経由。西行きは利用できない。
  2. ^ 坂バス時刻表 Archived 2016年3月4日, at the Wayback Machine.
  3. ^ 社会実験時はルートが異なり、下りは赤坂通3から摩耶地域福祉センターを通るルートだった。アーケード内は、時間帯により歩行者専用となり車両は通行禁止だったが、坂バスの運行に際して通行ルートのみ車両通行禁止の規制が解除された(路線バス以外の大型車は引き続き通行禁止)。
  4. ^ みんなのバス(兵庫区南北バス)の運行(実証実験)が始まります。”. 2021年1月31日閲覧。


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