それいけ!アンパンマン 妖精リンリンのひみつ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 08:41 UTC 版)
用語
- 勇気の花
- アンパンマンの勇気の源になっているジュースが採れる花。リンリンがこの花を守っている。
- 死神山
- 雲が厚くかかり、岩だらけで少し陰気だが、勇気の花が咲いている場所。映画の最後はリンリンの力で雲が晴れ、緑が生い茂る美しい山に変わった。
乗り物
- 帆船アンパンマン号
- 従来の飛行船アンパンマン号に、帆船のマストが取り付けられている。
- ドキンUFO
- 熱気球アンパンマン号
バイキンメカ
- だだんだん(バイキンロボットタイプ)
- バイキンUFO
- ズダダンダン
- 右手はドリル(もぐりんの物を流用しており、射出も可能)、左手はハンマーで出来ているロボット。名前の通り、だだんだんを拡張したような形状をしている。7本の角(実は後頭部にもう1本ある)から相手を花に変える光線を発射(原作では相手の体にはまって動けなくさせる輪を発射する)し、空も飛べる。脚部がジェットエンジンになっていて、腕部を収納し、ウィングを出す。ばいきんまん曰く「最強メカ」で、出来によほど自信があるのか、『天下無敵のズダダンダン』というテーマソングまである(曲自体は『つみきの塔』のアレンジで、所々『つみきの塔』と同じような歌詞がある)。勇気の花を求めて死神山に来たアンパンマンたちを攻撃。最後の勇気の花を散らし、カレーパンマンやしょくぱんまん、ロールパンナ、果てにはドキンちゃんやホラーマン、ジャムおじさん達まで花に変え、勇気の花のジュースのないアンパンマンを踏み潰そうとするが、巨大な勇気の花となったリンリンの力でアンパンマンが復活。空中でズダダンパンチを放つが、光り輝くアンパンマンのアンパンチで吹っ飛ばされてしまった。
スタッフ
- 製作 - 松元理人
- 企画 - 奥田誠治
- 原作 - やなせたかし「ようせいリンリンのひみつ」(フレーベル館刊)
- プロデューサー - 柳内一彦、中谷敏夫、吉野朋子、笠原陽介
- 脚本 - 米村正二
- 音楽 - いずみたく、近藤浩章
- 主題歌 - やなせたかし、三木たかし
- キャラクターデザイン・作画監督 - 前田実
- 美術 - 石垣努、小山田有希
- 色彩設計 - 金井てるみ
- 撮影 - 川田敏寛
- 編集 - 鶴淵和子、鶴淵允寿
- 音響監督 - 山田知明
- 音楽監督 - 鈴木清司
- 音響効果 - 糸川幸良
- 演出 - 山内東生雄
- 文芸担当 - 小野田博之
- 担当プロデューサー - 久保雄輔、岩崎和義
- 監督 - 永丘昭典
- 原画 - 菖蒲隆彦、星名靖男、志村恵美子、清水健一、山内貴美子、一川孝久、阿部純子、とみながまり、山中純子、他
- アニメーション制作 - 東京ムービー
- 協力 - 読売新聞社
- 配給 - 東京テアトル、メディアボックス
- 製作 - アンパンマン製作委員会(日本テレビ、VAP、トムス・エンタテインメント、フレーベル館、やなせスタジオ)
楽曲
- オープニング『アンパンマンのマーチ』
- 作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:大谷和夫、歌:ドリーミング
- テーマ曲『勇気の花がひらくとき』
- 作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:近藤浩章、歌:ドリーミング
- ※エンディングでクレジットされていないが、『勇気の花がひらくとき('99バージョン)』も使用されている。
- 挿入歌
- 『リンリンのダンス』
- 作詞:やなせたかし、作曲:筑間茂之、編曲:坂野慎哉、歌:ドリーミング
- 『天下無敵のズダダンダン』
- 作詞:やなせたかし、作曲:いずみたく、編曲:青野ゆかり、歌:中尾隆聖
- エンディング『勇気りんりん』
- 作詞:やなせたかし、作曲:三木たかし、編曲:大谷和夫、歌:ドリーミング
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