ナンバー‐サイン【number sign】
読み方:なんばーさいん
ハッシュマーク
【英】hash mark, hash sign, hash symbol, number sign
ハッシュマークとは、一般的に、番号を記す際に用いられる記号である。番号記号と呼ばれることが多い。
ハッシュマークは番号の前に置かれ、続く数字が番号であることを示す。電話番号などで用いられる機会が多い。またプッシュ式の電話機においては特殊キーとして利用される。
ハッシュマークは標準的なキーボードにおいて数字の「3」と同じキーに割り当てられており、Shiftキーと「3」を同時に押下することで入力できる。コンピュータプログラムでは、UNIXのシェルスクリプトやPerlにおけるコメント用記号などとして用いられている。
なお、ハッシュマークとよく似た記号に、シャープ(嬰記号)がある。シャープの形は「♯」である。ハッシュマークとシャープは別の文字であり、文字コードも異なるが、呼び名としてはシャープの方が知られていることなどから、便宜的にハッシュマークをシャープと呼ぶ場合も少なくない。
Twitterでは、ポスト(投稿)されたエントリー(ツイート)を検索しやすくする目的で、キーワードにハッシューマークをつけてタグの代わりとする利用法があり、「ハッシュタグ」と呼ばれている。
番号記号
(number sign から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 08:07 UTC 版)
番号記号(ばんごうきごう)またはナンバーサイン(英語: number sign)は、番号を示す数字の前に置かれる記号である。井桁(いげた)やスクエアとも呼ばれる。14世紀ごろ、古代ローマで重さの記号として使われていた lb に横棒を引いたものが、手書きのためだんだんと崩れて今の形になったと言われている[1]。日本ではこの記号の代わりにヌメロ(numero, No.)を使って「ナンバー」と読むのが一般的である。
注釈
- ^ ただしUnicode制定以前は、ASCIIを元にした国際標準ISO/IEC 646において符号位置0x23は未定義とされ、ISO/IEC 646に準拠した各国の国家標準において異なる記号や文字が割り当てられている場合があった。
- ^ a要素におけるname属性は、HTML5では廃止された。
出典
- ^ “「#」記号の歴史。ハッシュタグ以前、それは電話のシャープだった”. ギズモード・ジャパン. 2018年5月28日閲覧。
- ^ “"number sign." Encyclopedia Britannica”. 2024年2月17日閲覧。
- ^ ハッシュタグ記号(#)はシャープ(♯)ではない、毎日ことばplus、2017年5月20日。
- ^ 富士通Q&A - キーボードのキーに刻印されている記号の読み方や入力方法を教えてください。 - FMVサポート : 富士通パソコン
- ^ Chord symbols | MuseScore
「number sign」の例文・使い方・用例・文例
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