コーダトロンカ
カロッツェリア・ザガートによる1961年のアルファロメオ・ジュリエッタSZ2に付けられたニックネーム。ファストバックの車体は後部に行くに従って絞り込まれ、最後尾はスパッと切り落とされたように成形されている。「空気抵抗を少なくするためには車体後部はしっぽのように細く長いほうがよいが、適度に切り落としてもその効果はほとんど変わらない」とするヴニバルト・カム博士のカム理論を応用したものとして注目された。イタリア語で、codaはしっぽ、troncaは切り落とされたものを意味する。つまり切り落とされたしっぽ。そんなイメージのボディスタイル。アルファロメオSZ2以前のSZや、フェラーリ250GT/SWBの車体は後部が丸く、これらはコーダトンダ(丸いしっぽ)という。
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