アクティブラーニング
学生・生徒側の能動的で積極的な参加の取り組みに主眼の置かれた教育のあり方や授業の形態。教員が生徒に一方向的に伝達し教授する従来の(講義形式の)授業のあり方に代わる方式として注目されている。
アクティブラーニングの具体的なあり方としては、生徒どうしでの討論やディベート、グループで協力して進める作業、調査学習、体験学習などが挙げられる。生徒が主体的に課題に取り組む形を通じて、何を教わったか、ではなく、何ができるようになったか、という観点で教育成果を評価できるようになる。
アクティブラーニングは主に大学教育において注目され、導入が検討され進められてきた。河合塾グループでは2010年代から大学のアクティブラーニングについて調査を行っている。
2014年11月現在、文部科学省は学習指導要領の改訂において、アクティブラーニングを取り入れた授業の充実を図る方針を盛り込むことを検討している。
関連サイト:
大学の教育力を見る「大学のアクティブラーニング調査」プロジェクト - 河合塾
学習指導要領 - 文部科学省
アクティブラーニング
アクティブ‐ラーニング【active learning】
読み方:あくてぃぶらーにんぐ
教師が一方向的に講義をするのではなく、学生自らによる能動的学習を目指す授業。体験学習・調査学習・グループ討論・ディベートなどを指す。アクチブラーニング。能動学習。能動的学習。AL。
エー‐エル【AL】
読み方:えーえる
《active learning》⇒アクティブラーニング
アクティブ・ラーニング
(active learning から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/12 06:09 UTC 版)
アクティブ・ラーニング(英語: Active learning、主体的、対話的で深い学習[1])は、学修者主体の学習手法の一つであり、学修者が能動的(アクティブ)に学修(ラーニング)に参加する学習法の総称である。教育行政用語としてのアクティブ・ラーニングと、教育学術用語としてのアクティブラーニングは重なる部分も大きいが、異なる部分もあるため注意を要する。本稿は主に前者を念頭に解説する。
- 1 アクティブ・ラーニングとは
- 2 アクティブ・ラーニングの概要
- 3 概要
- 4 参考文献
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