Xeon Phi 5110P
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「Xeon Phi」の記事における「Xeon Phi 5110P」の解説
2012年11月13日発表、2013年1月28日発売。Tri-Gateトランジスタを採用し22nmで製造された製品である。60コア、動作クロックは1.053GHz。倍精度浮動小数点演算の理論性能値は1.011TFLOPS。搭載されるメモリーはGDDR5の8GBで帯域幅は320GB/sである。TDPは225W。5110Pが導入されるシステムにおいてはラック単位での冷却がなされることが想定されているため、カード本体には冷却用の回転ファン機構は存在していない。ホストバスはPCIe2.0であるが、転送レートが高速化されているのでPCIe3.0による接続と性能にあまり変わりはない。コアあたりのL2キャッシュは512KBで、チップ全体でのL2キャッシュの総量は30MBである。メモリーインターフェイスは32bit幅で動作しており、合計で512bit幅である。補助電源コネクタは8ピン+6ピン構成。
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