エックス‐モデム【XMODEM】
XMODEM
XMODEMとは、主に、パソコン通信のファイル転送に利用されているデータ転送プロトコルのことである。
XMODEMでは、128バイト、または、1024バイトを1ブロックとした固定長のデータを送信するため、どのようなファイルであっても128バイト(1024バイト)の倍数に丸められて送られる。また、最後のブロックが128(1024バイト)バイトに足りない場合は、EOF(16進で1A)で埋められる。
XMODEMでは、ファイル名やファイルサイズなどを取得することはできない。そのため、XMODEMは、使い勝手を改善したYMODEM、ZMODEMと引き継がれていった。
XMODEMでは、誤り検出を単純なチェックサムとブロック番号で行い、エラーを検知すると再送を求める仕様である。また、チェックサムの仕様をCRCにして、信頼性を高めた版もある。
参照リンク
The Xmodem Protocol Specification
通信制御: | デフォルトゲートウェイ トラップ トランキング V.32bis V.42 XMODEM X-ON/X-OFF |
XMODEM
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/25 23:57 UTC 版)
XMODEM(えっくすもでむ)は、バイナリ転送プロトコルの一種である。128バイト単位で非同期通信を行う。開発者の Ward Christensen がパブリックドメイン扱いで仕様を公開したため、パソコン通信で広く使われた。XMODEMを元に考案されたプロトコルも多く、またXMODEM自身にもいくつかのタイプがある。
- 1 XMODEMとは
- 2 XMODEMの概要
- 3 関連項目
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