XMSとは? わかりやすく解説

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XMS

読み方エックスエムエス
【英】eXtended Memory Specification

XMSとは、MS-DOSで640KB以上の拡張メモリ領域使用するための仕様のことである。

XMSは、ソフトウェア発展やデータサイズの増大により、640KBの基本メモリコンベンショナルメモリ)だけでは容量不足するようになったため、1988年策定されMS-DOS ver.5.0より正式にサポートされた。

XMSは、1MB以上の約64KB(100000h-10FFEFh)を使用するHMAHMAより上の領域(10FFF0h以降)を使用するEMBBIOSVRAMなどが使用するために予約されているUMA(A0000h-FFFFFhUMA)のうちの空き領域からメモリ確保するUMBという、3つの規格総称である。なお、XMSは一般的にEMBを指す意味で使われることが多い。

XMSにはバージョンがあり、XMS ver.1HMAのみの仕様、ver.2でEMBUMB追加策定され、さらにver.3ではEMB対応するメモリ容量が64MB以上に拡大された。

OSのほかの用語一覧
MS-DOS:  PIF  QDOS  UMB  XMS
Mac OS:  スティーブ・ジョブズ  AIFF  ARA

XMS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 06:32 UTC 版)

XMS (eXtended Memory Specification) は、MS-DOS上でのメモリ拡張規格のひとつ。XMS自身はMS-DOSバージョン3.0以上を動作対象とする。MS-DOSバージョン5.0以降から公式にサポートが開始され、MS-DOSのパッケージにXMSドライバが付属し、MS-DOS自体もXMSを用いるようになった。




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