We the Kingsとは? わかりやすく解説

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ウィー・ザ・キングス

(We the Kings から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/07 23:38 UTC 版)

We The Kings
出身地 アメリカ合衆国 フロリダ州ブレイデントン
ジャンル パワー・ポップ
エモ
ポップ・パンク
活動期間 2003年〜現在
レーベル S-Curve Records
EMIジャパン
公式サイト wethekings
メンバー トラヴィス・クラーク
ハンター・トムセン
チャールズ・トリッピー
ダニー・ダンカン
コーリー・オートーレ
旧メンバー ドリュー・トムセン
We the Kings 2012

ウィー・ザ・キングス (We The Kings) とは、アメリカ合衆国フロリダ州ブレイデントン出身のパワー・ポップバンドである。

アメリカでは新世代パワーポップバンドとして、若い世代を中心に非常に知名度が高いバンド。彼等の代表曲ともいえる「"Check Yes Juliet"」は、全米シングルチャートにて最高70位を記録し、MTV制作のセレブドキュメンタリー番組「The Hills」の劇中で使用されている。

現在のメンバー

  • トラヴィス・クラーク/Travis Clark - (ヴォーカル・ギター)
  • ハンター・トムセン/Hunter Thomsen - (ギター)
  • チャールズ・トリッピー/Charles Trippy- (ベース)
  • ダニー・ダンカン/Danny Duncan - (ドラム)
  • コーリー・オートーレ/Coley O'Toole -(キーボード)

過去のメンバー

  • ドリュー・トムセン/Drew Thomsen – (ベース)

略歴

当時高校生だったトラヴィス・クラークがスタートさせた「Broken Image」というバンドに、残り3人のメンバーを加えて、その後の2003年にバンド名を「We The Kings」へ変更。それから数年後のドリューの高校卒業を機に、トラヴィスとハンターとダニーの3人はそれぞれ通っていた大学を中退し、本格的にバンド活動を開始した。後にインディーズレーベルから3枚のアルバムを発表しているが、徐々に知名度が上がってきたところで、EMIレコード傘下の大手インディーズ「S-Curve Records」と契約を結ぶことに成功する。それからすぐにニューアルバムのレコーディングを開始。そして2007年10月2日に4thアルバム『We The Kings』を発表。新人バンドながら、全米アルバムチャートにて初登場151位を記録し、全世界でのトータルセールスも30万枚を突破した。そして、その後もMetro StationBoys Like Girlsなど人気バンドとのツアーを経て知名度を上げていく。

また、2009年12月8日には5thアルバム『Smile Kid』もリリースされ、全米アルバムチャートにて初登場112位を記録。また、同アルバムからの1stシングル「"Heaven Can Wait"」は、アメリカのポップソングチャートにて最高32位を記録している。

2011年7月12日には、6thアルバム『Sunshine State of Mind』がリリースされた。1stシングルは「"Friday Is Forever"」である。ちなみに一週間前の7月5日には既にiTunesにて先行配信されていたが、この時のデジタル販売枚数のみで、全米アルバムチャートにて初登場45位を記録した。

特徴

彼らの作る楽曲は「爽やかで、そしてどこか切ない」ものが多い。そのためアメリカでは、比較的似た音楽性を持つ"Boys Like Girls"が引き合いに出されることが多いが、同系統のバンドを寄せ付けない圧倒的なメロディーセンスには目を見張るものがある。ちなみに、日本ではよく「エモバンド」と紹介されることが多い彼らだが、アメリカではパワーポップに分類されている。

ディスコグラフィー

アルバム

発売日 タイトル 販売レーベル 全米ビルボード
アルバムチャート最高位[1]
セールス
2007年10月2日 We the Kings S-Curve Records 151 30万枚[2]
2009年12月8日 Smile Kid 112 -
2011年7月12日 Sunshine State of Mind 45 -
2013年12月16日 Somewhere Somehow Ozone Entertainment 44 -
2014年11月24日 Stripped - -
2015年11月20日 Strange Love - -

シングル

発表年 曲名 各チャート最高位 収録アルバム
The Hot 100
[3]
Pop Songs
[4]
Digital Songs
[5]
2007 "Skyway Avenue" We the Kings
2008 "Check Yes Juliet"[6] 70 25 46
"Secret Valentine" 40
2009 "Heaven Can Wait" - 30 65 Smile Kid
2010 "We'll Be a Dream"
(featuring Demi Lovato)
76 23 -
"She Takes Me High" - - -
2011 "Friday Is Forever" - - Sunshine State of Mind
"Say You Like Me" - 32 -
2013 "Just Keep Breathing" 92 - 39 Somewhere Somehow
"Find You There" - - -
"Any Other Way" - - -
"Art of War" - - -

インディーズ時代にリリースした作品

  • Ivy(2005)
  • Friendship Is a Touchy Subject(2005)
  • Between the Ink and the Paper(2006)

外部リンク

脚注

  1. ^ billboard - Billboard 200” (Eng.). Billboard. 2015年11月12日閲覧。
  2. ^ “We The Kings キャンペーン”. HMV (HMV). http://www.hmv.co.jp/news/article/1006210033/ 2011年6月21日閲覧。 
  3. ^ billboard - The Hot 100” (Eng.). Billboard. 2015年11月12日閲覧。
  4. ^ billboard - Pop Songs” (Eng.). Billboard. 2015年11月12日閲覧。
  5. ^ billboard - Digital Songs” (Eng.). Billboard. 2015年11月12日閲覧。
  6. ^ MTVで放送中のセレブドキュメンタリー番組「The Hills」の劇中で使用されている。

「We the Kings」の例文・使い方・用例・文例

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