THE SENTINEL
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/06 07:05 UTC 版)
「Oh!X」の記事における「THE SENTINEL」の解説
1985年6月号-1995年12月号の連載記事。Z80を使用した機種に共通のプラットフォーム、アプリケーション、解説記事が提供された。 「THE SENTINEL」は、元々はこの特集の冒頭記事名で、当初は特集に関する読者からの投書欄であったが、後に編集部からのメッセージ欄となった。この特集記事全体を指す名称が無いため、その代わりに使われることもある。THE SENTINELは監視者を意味し、ここで言う監視対象はドラゴンとされる同誌を指すとされる。 1985年1月号に掲載されたEDASMという同誌が対象とする機種のアセンブラの特集記事で異機種間の共通入出力処理系の構想が発表された。それに対する読者の反応が本特集記事へとつながっている。 コーナーとは別ではあるが、S-OS以降にも、同誌はいくつかのソフトウェアによってメインと機種依存部を分けることでの複数機種へ対応する試みを行っている。1990年4月号に掲載されたThe Cave of DalkというオリジナルのRPGについては、編集部の意向で、X1版として完成されたものを機種依存のI/O部分を分離する作業を行い、MZ-2000/2200、MZ-2500、X1シリーズで動作するプログラムとして掲載された。X1のYM2151によるBGMがあり、残りはBeep以外無音ではあるが、画面の方は同じように動作するように作られていた。なお結果的にこのゲームがMZ-2000/2200用最後の機種別プログラムの掲載となっている。ユーザー投稿ではあるが、後述のMZ-700版のスペースハリアーも機種依存部のパッチによってX1で動作させるプログラムが公開されている。
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