Mops のコード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/09 04:27 UTC 版)
Mops は Forth をベースにしているため、コードの基本単位は「ワード」と呼ばれ、ワードは「ディクショナリ」に格納される。また、「データスタック」を利用しているため、引数とそれを受け取るワードの関係では逆ポーランド記法により記述する。オブジェクト指向言語ではあるが、手続き型言語としても記述できる。オブジェクトシステムはSmalltalkと同じくメッセージングに基づく。 コードにはアセンブリコードを埋め込むこともでき(インラインアセンブラ)、高度なプログラムを記述できる。ただし、Mops内蔵のアセンブラでは、アセンブリコードも逆ポーランド記法で記述するようになっている。つまり、オペランド(高級言語でいう引数)が前、オペコード(命令そのもの)が後ろにくる。これは、内蔵アセンブラもまた、Mopsでプログラムされ、Mops上で動作するプログラムだからでもある。
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