MTA警察
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/17 03:54 UTC 版)
「メトロポリタン・トランスポーテーション・オーソリティ」の記事における「MTA警察」の解説
詳細は「en:Metropolitan Transportation Authority Police」を参照 MTA警察(MTA Police)とは、MTAが設置する警察である。MTAが所管する鉄道や道路において警察活動を行っている。但しニューヨーク市地下鉄においては、ニューヨーク市警察鉄道警察局の管轄であり、マンハッタンとブロンクス・ブルックリン・クィーンズ方面を結ぶトンネルや橋梁はトライボロトンネル橋梁公団警察の管轄である。 MTA警察の創設は1998年。ロングアイランド鉄道警察とメトロノース鉄道警察を合併して設立された。2005年6月1日にはスタテンアイランド鉄道警察を吸収合併している。設置主体であるMTAが運営する路線で業務を行うため、その管轄はニューヨーク州とコネチカット州の二州に及ぶ。ニューヨークとコネチカットでは警察業務に関わる法令に違いがある事から、MTA警察内でもニューヨーク担当の部署とコネチカット担当の部署で違いがある。例えばパトカーに装備する警光灯がそれにあたる。ニューヨーク州では警光灯の正面及び側面は赤色若しくは赤色と白色の混合灯と定められており、ボランティア消防士の車両を除いては青色灯を正面方向に使うことはできない。その為、ニューヨーク州内に配置されている車両は正面及び側面方向は赤色又は赤色/白色混合灯になっている。一方でコネチカット州では青色灯の正面方向への使用が可能である事から、青色・赤色の混合灯が正面にも備えられている(右写真上)。
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