カワサキ・KSR
KSR-II
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 15:29 UTC 版)
KSR-IIも1990年に発売された。車体は基本的にKSR-Iと共通でエンジンの排気量は79cc、一人乗り専用車となっている。 当初は排気量クラスの関係で人気は芳しくなかったが、KSR-Iが先に販売終了となった後も発売され続け、次第にミニモタードの先駆的存在であることや高性能のエンジンが再評価を受け、オートバイとしては珍しく遅れてきた人気車種となったが、排出ガス規制で2ストロークエンジンの使用が困難となったため、2001年に発売終了となった。これにより川崎重工業は、国内4メーカーで初めて(競技車両を除く)日本国内向け市販車の2ストロークエンジンを全廃した。 この車両は軽量な車体に元気のいい2ストロークエンジンを搭載しているため、ジムカーナでは上位に食い込むことができる戦闘力を持っている。
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