エルフェンベイン-M(Elfenbein)
ヘリックス種(Helix) エルフェンベインから時折現れるこの変異種はシカゴ・バリエガータに似た星型の中葉。 この白斑は葉型や色合いが整って綺麗だ。 最初のうちはこの変異の枝をみな切り捨てていた。 挿し木をしてみるとそれ以上の変化をせず、かたちも良いので寄せ植え用に使い始めた。 変異種に共通の特徴は伸びが速く丈夫なことだ。 ただ白斑の小葉や中葉は種類が多く似通っている。見分けるのが難しい。 オランダやデンマークではこのようにして見つけた変異種にいい加減な名前をつけて正規の登録なしで日本へも売り込んでくる。 その迷惑さをいつも感じているので新種の扱いを避けたい気持ちが先立つ。 個性がハッキリしているものなら新種の扱いをするべきだがこれなどはどうしようかと迷う。 (エルフェンベイン参照) |
エルフェンベイン(Elfenbein)
ヘリックス種(Helix) エルフとは「わるガキ」のこと。 このアイビーは枝があばれて始末が悪いのでこう呼ばれるのかもしれない。 5月の新葉の美しさは比類がない。 中葉から大葉に近くなり、葉のふちにチジレが出たり紫色の綺麗な模様が現れたりする。 特に冬場の落ち着いた色合いが見事。イギリスから買い入れて最初の5年ほどはうまく育たず困った。 この国の環境に慣れるまでに時間がかかったものの一つ。用土を変えたり鉢のサイズを変えたりして苦心しているうちにいつの間にか良く育つようになった。 しかしガキ大将と言われるほど丈夫かといえば必ずしもそうではない。 デリケートなところがある。 勝手な方向に伸びる枝をおさめるため大鉢に支柱を立てて大切に育てたい。色合いがこれに似たアイビーはない。 珍しい品種で,成長はやや速く枝分かれしながら長く伸びる。 時折現れる変異種はシカゴ・バリエガータに似た中葉の星型である。 このエルフェンベイン-Mも葉型や色合いが整って綺麗だ。これについてはエルフェンベイン-Mをご覧下さい。 |
Elfenbein
名前 エルフェンバイン
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