CHCシステム
化学的方法で触媒を加熱するシステム。エンジンを冷開始動したときの排気中の成分に対する規制に対応して、迅速に触媒を有効温度まで高める必要から考案された。例えば、ボルボのものでは、水を電気分解して水素ガスとして蓄えておき、冷間始動のときに排気管内に放出して燃焼させ、触媒を加熱する。触媒の反応に有効な温度まで高まると水素放出は止まり、次の冷開始動に備えてまた電気分解で水素をつくりタンクに蓄えるというもの。北米向けのボルボ70および80シリーズの2001年モデルから採用している。
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