ふくじゅそう (福寿草)
●東アジアが原産です。わが国では、北海道から九州の明るい広葉樹林に分布しています。ふつうには3月から5月ごろ、鮮やかな黄色の花を咲かせます。別名で、「がんじつそう(元日草)」とも呼ばれますが、これは旧暦のお正月(新暦では1月下旬から2月の中旬)ごろに咲くことから。6月ごろには、地上部は枯れて休眠に入ります。根は漢方薬として、強心剤や利尿目的で用いられます。最近の研究で、日本産の「ふくじゅそう」は4種あることがわかりました。本種の特徴は、萼片が花弁と同長かやや短いこと、葉の裏面に微毛がまばらに生えること、花床に微毛が生えることなどです。
●キンポウゲ科フクジュソウ属の多年草で、学名は Adonis ramosa。英名は Pheasant's eye, Amur adonis。
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