トウアズキ
とうあずき (唐小豆)
●わが国の先島諸島から東南アジア、オーストラリア、アメリカのフロリダ州から熱帯アメリカ、熱帯アフリカに分布しています。蔓性で長さは10メートル以上になり、葉は羽状複葉で互生します。小葉は長楕円形で7~15対あります。夏と冬、長い花梗をだしてピンク色から紫色まれに白色の花を咲かせます。果実は莢果で、なかには朱赤色と黒色のツートンカラーの種子がつきます。葉にはサポニンが含まれ、天然甘味料として利用されます。一方、種子はネックレスなどの装飾用にもなりますが、猛毒のタンパク質アブリンが含まれ、誤って食べると腹痛や嘔吐を引き起こし、死に至ることもあります。
●マメ科トウアズキ属の常緑多年草で、学名は Abrus precatorius。英名は Rosary pea, Crab's eye, Coral pea。
デイゴ: | 梯梧 梯梧 珊瑚紫豆 |
トウアズキ: | 唐小豆 |
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南蛮小豆
唐小豆
天竺豇豆
トウアズキ
(Abrus precatorius から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 08:13 UTC 版)
トウアズキ(唐小豆、Abrus precatorius)はマメ亜科のつる性多年草または木本。種子が赤く美しいので装飾用などに使われるが、この種子は猛毒を持つことでも知られる。 英語では jequirityと呼ばれており[1]、他にも Crab's eye[1]、 rosary pea[1]、 John Crow Bead[2] 、precatory bean[1] 、Indian licorice[1] 、Akar Saga、gidee gidee[1]、Black-Eye Susan[3]と呼ばれている。また、トリニダード・トバゴ[4] ではJumbie beadと呼ばれている[注 1][1]。
- 1 トウアズキとは
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