ACOSシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/25 00:32 UTC 版)
ACOSはNEAC-シリーズ2200の置き換えを狙ったもので、新しいアーキテクチャを採用した。ソフトウェア・ハードウェアの制御をROMに移し、主記憶装置にMOS型メモリ、論理回路にTTL-ICを採用してスループットを向上させ、仮想記憶などの最新技術を取り入れた。 当初は東芝、ハネウェル、GEと共同で開発を進めていたが、設計思想の食い違いや事業の撤退などによりやがて日本電気が単独で開発・改良を進めていくことになった。当初の正式名称は「ACOSシリーズ77 NEACシステムx00」としていた。これは、同一シリーズを東芝と共有したため、NEACまたはTOSBACという従来からの名称を入れることで区別させるためのものであった。後に東芝がメインフレーム事業から撤退するとNEACの名称は使われなくなった。 詳細は「Advanced Comprehensive Operating System」を参照
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