21世紀の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 06:05 UTC 版)
「Horizon Zero Dawn」の記事における「21世紀の人物」の解説
エリザベト・ソベック 天才科学者にして、プロジェクト:ゼロドーンの発案者で最高責任者。緊急事態に陥ったファロに呼び出されてその資料を目にし、絶望的事態であることを悟る。手遅れであるという状況を理解せず往生際悪く密かに処理しようとするファロの要請を切って捨て、最悪の救済計画のための共犯者として全資産の提供を約束させる。その後はプロジェクトを指揮しつつ中核となるガイアの育ての親として活動していたが、ガイア格納施設の封印を完遂する為に故障したハッチを外側から操作して閉鎖。封印後は最期の願いであった帰郷を果たし自宅の庭先で息絶えた。 テッド・ファロ セオドア・ファロとも呼ばれる。ファロ・オート・ソリューションの責任者にして、世界を崩壊させた元凶。FASを一大企業へと押し上げたその腕前は間違いなく一流であるが、管理者としては稚拙。緊急用のバックドアの必要性を理解せずに排除し、問題が起こってからは手遅れになるまでエリザベトの協力を仰ごうとはしなかったために、スワーム(後述)の暴走を招いた。その後はプロジェクト:ゼロドーンのスポンサーに押し込められ、各分野の責任者「アルファ」たちと行動を共にするようになるも、精神に異常をきたしてエリザベトに強く依存するようになっていた。なお、エリザベト以外は彼とは極力接触を拒絶していた様子。 さらには、エリザベト以外には無断でオメガ権限なる上位者権限を設定して自分とエリザベトに付与。エリザベトの死後に「世界を破壊するような知識を残してはいけない」として、プロジェクトに致命的損壊を与えた挙句に各分野の責任者たちを密室に閉じ込めて酸素を抜いて抹殺するという凶行に出ている。なお、次作『Forbidden West』でその後の動向が語られる。 アーロン・ヘレス 世界崩壊前の最後の米軍のトップ。エリザベトの要請を受け不屈の勝利作戦を指揮した。ロボットによる軍の自動化を推進したことや、不屈の勝利作戦で歴史上最多の犠牲者を出したことに強い自責の念を抱き、自らの罪の告白をアーカイブするようエリザベトに頼む。 トラビス・テイト スターリング・マルキート事件というサイバー犯罪を起こした逃走犯だったが、エリザベト・ソベックによりゼロ・ドーン計画に招聘され、ハデスの開発を担当した。有能ではあるが施設内で大音量のデスメタルを流したり、大量のポルノ漫画を持ち込むなどで同僚(特にアポロの開発リーダー)から迷惑がられている個性的な人物。次作『Forbidden West』ではゼロ・ドーン計画のサイバーセキュリティ責任者を兼務していることが明かされ、ファー・ゼニスによるガイアの複製を奪う計画を阻止するなど活躍していた。また、彼なりにプロジェクトに対するやる気とエリザベト・ソベックへの敬意は持ち合わせていることも明らかになった。 バシャール・マティ FASに勤務していたエンジニア。5万年以上の耐久性能がある記憶装置を開発していた。ゼロ・ドーン計画には直接関与していないが、元同僚のメールを盗み見て世界の終末が近いことを知り、「世界滅亡ダイアリー」と題した半生記を録音し思い出の地に残す。それらはヴァンテージポイントと呼ばれる収集要素になっており、個人的な内容がほとんどだが、21世紀半ばの文明や世界情勢を知る手がかりの一つになっている。
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