2005年 - 2009年:『イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング』
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ジェイムスが2005年7月に2ndアルバム制作に取り掛かっていることを話した。2006年にスライ&ザ・ファミリー・ストーンのトリビュート・アルバム『ディファレント・ストロークス・バイ・ディファレント・フォークス』(Different Strokes By Different Folks)で「エヴリデイ・ピープル」(Everyday People)をカバーした。アルバム制作ではマイク・エリゾンド、マーク“スパイク”ステント(Mark "Spike" Stent)、Mark Endert、エリック・ヴァレンタイン(Eric Valentine)がプロデューサーとして参加しており、アダムは「前作のゆったりしたJazzyなサウンドと対照的なことをやりたかった」と述べている。 2007年3月27日にアルバムからの1stシングル「メイクス・ミー・ワンダー」(Makes Me Wonder)をアメリカでリリースし、Billboard Hot 100で84位からスタートし、4週目には前週の64位からジャンプアップで1位を獲得し、バンド初の全米No.1獲得シングルとなった。これは、2002年にケリー・クラークソンが「ア・モーメント・ライク・ディス」(A Moment Like This)で打ち立てた52位から1位となる当時の記録を塗り替えた(その後、2008年にT.I.の「ホワットエヴァー・ユー・ライク」と、「マイアヒ・ライフ」に更新されている)。 アメリカで5月22日(日本盤は5月16日)にリリースした2ndアルバム『イット・ウォント・ビー・スーン・ビフォー・ロング』(It Won't Be Soon Before Long)は、Billboard 200初登場1位を獲得した(発売1週目の売り上げ43万枚の内、およそ10万2,000件はデジタル・セールスであり、リンキン・パークが『ミニッツ・トゥ・ミッドナイト』で打ち立てた8万4,000件の記録を塗り替え、当時の週間デジタル・セールスの最高記録を作った)。アメリカのiTunes Storeでは2007年の年間ダウンロード・アルバム・チャート1位になっている。アルバム収録曲の中で「グッドナイト・グッドナイト」(Goodnight Goodnight)はアメリカのTVドラマ『CSI:ニューヨーク』第5シーズン第2話「死者の書」(Page Turner)にメンバーが出演し、ドラマの中で披露している。また、「イフ・アイ・ネヴァー・シー・ユア・フェイス・アゲイン」(If I Never See Your Face Again)はリアーナとデュエットしたバージョンもリリースしている。6月には2度目の日本公演を東京・大阪のZeppで開催し、ライヴの合間にはテレビ番組やインターネットのYahoo!ライブトークに出演した。8月からはアルバム収録曲の「ウォント・ゴー・ホーム・ウィズアウト・ユー」(Won't Go Home Without You)がトヨタ自動車「ヴィッツ」CMソングに起用された。11月21日にはCDシングル「ウォント・ゴー・ホーム・ウィズアウト・ユー」をリリース、カップリングにはジョン・レノンとオノ・ヨーコによる「ハッピー・クリスマス(戦争は終った)」のカバーを収録している。2008年3月に再び日本公演を開催し、日本武道館の追加公演を含む5公演を行った。12月には、リミックス・アルバム『ベスト・リミックス: コール・アンド・レスポンス』(Call And Response: The Remix Album)をリリースした。
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