2005年 - 2008年: 再ブレイク
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そして2005年、アルバム『The Emancipation Of Mimi』を発表。1999年頃からの囁くような歌い方に加えて全盛期並みの高音が復活し、彼女の新境地を開いた。1stシングルの「It’s Like That」がヒットし、続く2ndシングル「We Belong Together」が通算14週1位を獲得、年間売り上げNo.1シングルとなり、3rdシングル「Shake It Off」も6週連続2位(その時の1位は「We Belong Together」であった)と大ヒットを記録した。11月には、同アルバムに新曲やDVDを加えた『Ultra Platinum Edition』を発売(日本では2006年1月に国内盤を発売)、続く4thシングル「Don't Forget About Us」も2週連続1位となり、同年2曲以上の1位を獲得した唯一のアーティストとなった。アルバムはシングルの「We Belong Together」と共に2005年の全米年間セールスNo.1、全世界で売上約1000万枚を超える特大ヒットとなり、"The Return Of The Voice"と形容されるほどの劇的な大復活を遂げた。アメリカン・ミュージック・アワード1部門、グラミー賞3部門など数多くの賞に輝いた。この復活を受け、マライアの第二期黄金時代に突入したとも言われている。 2005年9月8日、ニューヨークで開催された『FASHION ROCKS 2005』に出演。2005年12月31日には、毎年全米に生中継される人気年越し番組『Dick Clark's New Year's Rockin' Eve 2006』に出演し、ニューヨークのタイムズ・スクエアにて約100万人のファンを前にライブを行なった。 2008年4月、アルバム『E=MC²』をリリース。先行シングル「Touch My Body」はBillboard Hot 100で1位を獲得した。これで彼女のビルボードでのシングル1位獲得は18曲目となり、エルヴィス・プレスリーの記録に並んだ。これはビートルズの20曲に継ぐ歴代2位のタイ記録である。同時期に、アイランド・デフ・ジャムとの再契約を発表した。 4月26日、『グリッター きらめきの向こうに』以来の映画復帰作『Tennessee』が、トライベッカ映画祭にてプレミア上映された。2009年6月5日に全米で公開されたこの作品でマライアは主演を務め、劇中では初めてカントリーソングを披露している。 2008年9月5日、ニューヨークで開催された『FASHION ROCKS 2008』に出演。11月にはモナコで開催されたWorld Music Awardsにて、ソロアーティストとして全米No.1獲得数が歴代1位になったことから「Special Achievement Award(特別功労賞)」を受賞した。
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