1955 - 1956年:独立ブランド
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「インペリアル (自動車)」の記事における「1955 - 1956年:独立ブランド」の解説
1955年にインペリアルはクライスラー・ブランドから独立したブランドとして導入、登録された。インペリアルは新しい「インペリアル ディヴィジョン・オブ・クライスラー コーポレーション」(Imperial Division of Chrysler Corporation )の製品であり、1955年から1963年までのインペリアル車のボディデザインを決めていたヴァージル・エクスナー(Virgil Exner )によるフォワードルック(Forward Look )を採用していた。 1955年式モデルはエクスナー自身の1952年のショーモデルのクライスラー・インペリアル パレードフェートン(Chrysler Imperial Parade Phaeton )の影響を受けていると言われた。ボディシェルは同じ年式の大型クライスラー車と共有していたが、インペリアルは幅広の卵型分割グリル(クライスラー 300 "エグゼクティヴ・ホットロッド" にも取り入れられた)と後部フェンダーの上に"照準"型テールライトを装着していた。車型は2ドアのニューポート ハードトップ・クーペ(3,418台生産)と4ドアセダン(7,840台生産)の2種類があり、エンジンはクライスラー製出力250馬力(186 kW)、排気量5.4L(331 cu in)の第一世代ヘミV8を搭載していた。 1956年式モデルは似通ってはいたがテールフィンは小さくなりホイールベースが多少伸ばされ、エンジン排気量は5.8L(354 cu in)に拡大され出力は280馬力(209kW)であった。車型には4ドアのサウザンプトン ハードトップ・セダンが追加された。
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