12月:エチオピア政府軍の反攻
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「2021年11月ティグレ軍攻勢」の記事における「12月:エチオピア政府軍の反攻」の解説
アビィ・アハメド首相は国家の防衛のため、前線で戦争に加わると発表した。発表後、ENDFは各地で反撃を開始し、デセとコムボルチャを奪還するなど、大きな戦果を獲得した。 12月13日、エチオピア政府はメケレからウェルディヤに延びる幹線道路を遮断したと発表した。 さらに12月18日、ENDFはウェルディヤの奪還を発表した。翌日にはデメケ・メコネン副首相がラリベラの観光名所を訪れ、ラリベラを保持しているとするTPLFの主張を否定した。 12月20日、TPLFのスポークスマンであるゲタチェウ・レダは、「人道支援を受けるため、部隊のティグレ州への撤退を決定した。」と発表した エチオピア政府の反撃はメディア上でも行われた。Geopolitics Pressは「バスマからエチオピアへ」というタイトルの記事を発表し、エチオピア政府がこれまで偽情報や、悪意のある報道に苦しんできたと報じた。 例として、デセ陥落時にCNNが「エチオピア軍はアディスアベバの郊外にいる」と報じたこと を挙げ、CNNは反政府勢力のスパイだと非難した。 11月21日以降、世界中のエチオピア政府を支持する活動家がSNS上で集会を開催した。これらの集会には多数の在外エチオピア人が参加し、紛争に関する「偽情報」を非難、さらにアフリカの角地域にアメリカが干渉したことも同様に非難した。
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