高山病予防
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/03 07:09 UTC 版)
なお、これらとは別に、アセタゾラミドが腎臓で炭酸脱水素酵素を阻害したために代謝性アシドーシスが起こった結果(副作用が起こった結果)、代償的に呼吸性アルカローシス(肺から炭酸を捨てることで血液のpHを上げようとすること)が起こる、つまり過換気気味となりがちである。これを利用して、高山病の発生を、ある程度予防するという使い方がなされる例も見られる。このように、副作用とされてきた作用を、主作用として用いる例も見られる。しかしながら、たとえアセタゾラミドを使用したところで、絶対に高山病を発症しないというわけではない。
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