駆動方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 08:30 UTC 版)
ボールねじ駆動方式 おもにX,Y,Z軸に用いられ、駆動にボールねじを使用する。安価に作ることができるが、ボールねじアクチュエータのバックラッシュ及びたるみ、長時間駆動による温度変化による影響を受けやすい。 リニア駆動方式 おもにX,Y,Z軸に用いられ、駆動にリニアモータを使用する。非接触に近いため、加減速及び早送り速度が非常に高く、また位置決め精度も良いが、コストが高く、専用の制御装置が必要になることに加え、十分な減衰能が得られないため重切削に向かないなどの不利な点がある。 ウォーム駆動方式 おもにテーブル等の回転軸に用いられる。ウォームとウォームギアを使用したもので、構造が簡単であるが、バックラッシュの影響を受けやすい。
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