馬名に使用できる字数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 13:59 UTC 版)
2文字以上9文字以内。1937年に「7文字以内」の字数制限が設けられ、戦後に「9文字以内」に変更された[要出典]。10文字馬名の競走馬は、1936年の第4回農林省賞典障害(春)優勝馬・「ジユピターユートピア」などが存在する。戦前で最も長い馬名は「ナンバートウエンチーシキス」と「ゼスカーレツトピンパーネル」でいずれも13文字である[要出典]。また、2002年より10文字以上の馬名のほかに1文字の馬名も正式に禁止となった[要出典]。1文字馬名の競走馬は、1934年春デビューの「ヤ」(青毛牝4歳、血量69.5%のアングロアラブ、「矢」が語源)が唯一。正式に禁止されるまでは、発音などに難点があるため使用しないように指導していた。 9文字以内という字数制限のため、「カツラノハイセイコ(ー)」「メイショウビ(ク)トリア」「マチカネタンホイザ(ー)」「ファビ(ュ)ラスラフイン」「ハートランドヒリュ(ウ)」「カルストンライトオ(ー)」「オウケンブルースリ(ー)」など単語の一部の字を割愛して登録した馬名も存在する。 日本以外で登録された競走馬を日本に輸入した場合、カナ転記の際には文字数による制約を受けない。しかしジャパンカップなどの国際招待競走に出走する輸入馬がカナ馬名にで9文字を超える場合に、日本国内のシステムが対応できずに10文字目以降が省かれてしまう場合がある。 例 サイレントウィットネス(Silent Witness)- 9文字目までの「サイレントウィット」しか表示されない例があった。
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