風速
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風速(ふうそく、英: wind speed)とは、風として空気が移動する速さのことである。 測定には風速計が使用される。
- ^ 世界気象機関の基準。気象庁も2007年12月4日からこれを採用している。これまでの0.25秒ごとの単独の値をとる方式と比べて6~10%程度小さな値になるが、突風が建築物などに加える仕事の大きさをより正確に反映することができる。
- ^ 日本放送協会. “「最大瞬間風速」「瞬間最大風速」どちらが正しい?”. 2012年11月2日閲覧。
- ^ 紙業提要 王子製紙 1938年
- ^ Center for Severe Weather Research (2006). "Doppler On Wheels". 2007年2月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年2月18日閲覧。
- ^ a b “World: Maximum Surface Wind Gust (3-Second)”. World Meteorological Organization. 2016年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月30日閲覧。
- ^ a b “Info note No.58 – World Record Wind Gust: 408 km/h”. World Meteorological Organization. 2016年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月30日閲覧。
- ^ Lyons, Walter A (1997). The Handy Weather Answer Book (2nd ed.). Detroit, Michigan: Visible Ink press. ISBN 978-0-7876-1034-0
風の強さ
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気象庁が風速によって定めた風の強さは次の通りである(平成12年8月作成、平成14年1月一部改正、平成19年4月一部改正、平成25年3月一部改正、平成29年9月一部改正)。 風の強さと吹き方 (気象庁)表現平均風速 (m/s)速さの目安人への影響屋外・樹木の様子走行中の車建造物やや強い風10以上15未満 一般道路の自動車 風に向かって歩きにくくなる。傘がさせない。 樹木全体が揺れ始める。電線が揺れ始める。 道路の吹流しの角度が水平になり、高速運転中では横風に流される感覚を受ける。 樋が揺れ始める。 強い風15以上20未満 高速道路の自動車 風に向かって歩けなくなり、転倒する人も出る。高所での作業はきわめて危険。 電線が鳴り始める。 看板やトタン板が外れ始める。 高速運転中では、横風に流される感覚が大きくなる。 屋根瓦・屋根葺材がはがれるものがある。雨戸やシャッターが揺れる。 非常に強い風20以上25未満 何かにつかまっていないと立っていられない。 飛来物によって負傷するおそれがある。 細い木の幹が折れたり、根の張っていない木が倒れ始める。看板が落下・飛散する。道路標識が傾く。 通常の速度で運転するのが困難になる。 屋根瓦・屋根葺材が飛散するものがある。 固定されていないプレハブ小屋が移動、転倒する。ビニールハウスのフィルム(被覆材) が広範囲に破れる。 25以上30未満 屋外での行動は極めて危険。 固定の不十分な金属屋根の葺材がめくれる。養生の不十分な仮設足場が崩落する。 猛烈な風30以上35未満 特急列車 多くの樹木が倒れる。電柱や街灯で倒れるものがある。ブロック壁で倒壊するものがある。 走行中のトラックが横転する。 35以上40未満 外装材が広範囲にわたって飛散し、下地材が露出するものがある。 40以上 住家で倒壊するものがある。鉄骨構造物で変形するものがある。
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