類縁種など
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本種が属するニクキビモドキ属には世界に100種ほどが知られ、日本からも本種の他に4種ほどが知られるが、ビロードキビ U. villosa が本州南部以南に分布する他はいずれも帰化種であり、またそのいずれもが南西諸島にしか定着していない。またそのいずれもがその背丈がせいぜい60cm程度と本種よりはるかに小さいので、判別に困ることはない。
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類縁種など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 13:49 UTC 版)
アシダカグモ属は世界に180種がある。日本にはこの種を含めて3種のみが知られるが、他の2種はごく分布の限られたものばかりである。 トカラアシダカグモ H. tokarensis Yaginuma, 1961:トカラ列島中之島に分布、ただし正体不明。 ホソミアシダカグモ H. simplex Jäger & Ono, 2000:八重山諸島に分布(日本固有種)。体長はメスが18 - 25 mm、オスが13 - 16 mm。日中は樹皮の下・倒木・朽木・崖の窪みなどに潜み、夜になると樹幹・崖地・草地などを徘徊する。 日本には、森林の落ち葉や枯れ木の下にもよく似たクモがいるが、これはコアシダカグモ(Sinopoda forcipata)といって別種である。この種は以前は同属とされていたが、現在は別属とされている。ただしその判別は生殖器の特徴により、外部形態ではほとんど差がない。判別としては、アシダカグモよりやや小柄で足が短く、体色が濃い褐色である点が異なるが、非常によく似ていて紛らわしい。本州から九州まで分布し、中国からも記録がある。コアシダカグモは野外の自然環境の保たれた場所に生息し、室内性のアシダカグモとは棲み分けているようであるが、希に室内や建物内で発見されることがあり、上記のように誤認されたと思われる例もある。 なお、コアシダカグモ属にはさらに別種があり、琉球列島には地域ごとの別種がいるほか、近縁の別属カワリアシダカグモ属の種も発見されている。
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