類似のカビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 04:37 UTC 版)
肉眼的にはコウジカビが似ている。それ以外のものは、食品などに発生することが多くない。形態的に似ているのはPaecilomycesである。アオカビに似た分生子柄の分枝を持ち、先端のフィアライドから胞子の数珠を出すのも同じであるが、胞子は無色で、コロニーは白く見える。また、Gliocladiumも同じような分生子柄を持つが、これは胞子を鎖ではなく粘液球の形でつける。
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類似のカビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/20 23:02 UTC 版)
頂のうの表面に胞子の鎖が並ぶ姿は、コウジカビと同じである。ただし、コウジカビの胞子(分生子)は出芽によって生じるから、胞子の鎖は次第に長くなる。他方、ハリサシカビモドキのものはまず棒ができて、それが分節するので、胞子の数は変わらない。したがって、いくつかの胞子形成部の様子を比べれば分かる。培養すれば、菌糸の様子は随分異なるのでもっとはっきりする。しかし、たとえば糞の上に出てきたものをちょいと見た場合には、判断に困る場合もある。 ケカビ類には似たものはない。同じく分節胞子のうを形成するエダカビ科の菌は、太い菌糸をもたず、寄生性である。名前の由来はエダカビ科のハリサシカビ(Syncephalis)から。
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