音節初子音
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 15:37 UTC 版)
朝鮮半島の朝鮮語では、音節初の子音において平音・激音・濃音の区別がされるが、在日韓国・朝鮮人の朝鮮語では日本語と同じく清音・濁音のみの区別しかされないと言われる。 平音・激音・濃音は語頭では一律清音もしくは平音のみ濁音(本来の平音は語頭では話者により清音~濁音、語中では完全な濁音、語末では清音となる)となり、語中では平音は話者の違いによって清音もしくは濁音、激音は促音を伴う清音もしくは通常の清音、濃音は促音を伴う清音となる。 "아빠"("abba")→「アッパ」 "조카"(joka)→「チョッカ」または「ジョッカ」、稀に「チョカ」、「ジョカ」など 鼻音に後続する場合には、促音は現れない。 "앉자"(anjja)→「アンチャ」など また、漢字語に頭音法則は適用されない。
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