非公式リツイート
【英】unofficial retweet
非公式リツイートとは、Twitter上で行われている「リツイート」と呼ばれる利用方法のうち、ユーザーがローカルルールとして使用している記法、および利用方法のことでる。
非公式リツイートはオリジナルの発信者を「@(元々の発信者名)」や「RT @(元々の発信者名)」のような形で明記し、本文を自分のフォロワーに向けて発信する方法である。情報を手軽に伝え広めることができる方法として広まった。後にTwitterが公式な機能としてTwitterへの追加を行ったが、従来のルールに対していくつかの仕様改良を行ったため、Twitterが採用した方法を「公式リツイート」、従来の方法を「非公式リツイート」として、呼びわけられている。
公式リツイート大きく異なる点として、非公式リツイートは、リツイート本文を手動で作成する必要がある。発信者名を複数記載するといった融通が利く反面、元々の発信者の情報を追加することで字数制限140字を超え、本文が途中で切れてしまう場合がある。公式リツイートの場合は仮に140字を超えてもリツイートは全文が発信できる。
また、公式リツイートは本文に自分のコメントを書き加えることができないが、非公式リツイートであれば任意にコメントを加えることができる。ただし、どこからどこまでがオリジナルのツイート上の意見かは不明瞭になりやすい。また、場合によっては「拡散希望」などの文言によって再度リツイートすることを促している場合もある。
Twitterクライアントと呼ばれる、Twitterを利用するためのアプリケーションの中には、非公式リツイートの記述方法を利用することいでリツイートの機能を実現しているものもある。
参照リンク
リツイート機能を公開しました - (Twitter公式ブログ 2010年1月22日)
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非公式リツイート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:33 UTC 版)
他のユーザーの投稿をコピー・ペーストし、「RT @ユーザー名(元のユーザーが投稿した内容)」の書式で投稿すること。本来リツイートはこちらを指していたが、公式リツイートの登場以降は区別をする意味でこのように呼ばれる。公式リツイートだと、リツイート元がそのツイートを消した場合、リツイートも消去されてしまうが非公式リツイートは通常のツイートとして認識され、消されない。「RT」の前にリツイートしたユーザーの独自のコメントを入れたり、元のツイートにないハッシュタグを付けたりする場合もある。単なるコピーアンドペーストに過ぎないため、改ざんが容易であり、本来のツイートと異なる内容の投稿があったかのように見せかけることができるという問題がある。また、複数のユーザーが同じツイートを公式リツイートした場合、タイムラインには同じツイートは1つしか表示されないようになっているが、非公式リツイートの場合はツイートが重複して表示され、重要な情報が埋もれやすくなる。これらの弊害があるため、Twitter社としては非推奨で、公式リツイートの使用が推奨されている。
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