雪まくり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/17 07:09 UTC 版)
雪まくり(ゆきまくり、英: snow roller)とは、風により、地面に積もった雪がシート状にまくりあげられ、絨毯を巻いたような形状が作られる現象。いわば、自然が作る雪だるまである。稀に生じる気象現象である[1]。人が作る雪だるまとは違い、円筒形であり、中心は空洞であることが多い。直径60cmほどまで大きくなるものもある。
- ^ “珍しい自然の雪ロール 英南西部で「雪まくり」発生”. BBCニュース (BBC). (2019年2月4日) 2020年6月10日閲覧。
- ^ 石坂雅昭、黒田久喜「富山市に発生したスノーローラーについて」『富山市科学文化センター研究報告』第3号、富山市科学文化センター、1981年、 47-51頁、 NAID 120006633635。
- 1 雪まくりとは
- 2 雪まくりの概要
雪まくり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/09 17:28 UTC 版)
特定の稀な状況下では、雪まくりという現象が起こり、自然に大きな雪玉が形成される。その条件は、 雪が地面にくっつかないように氷の層が上部にあること。 いくらか湿った氷と融点に近い緩い雪であること。 これらを押すのに十分な強さだが強すぎない風が吹いていること。または風ではなく雪の重みで転がりやすい地形であること。 これらの条件は適切な場所、適切な時間で起こるため、現象であるとみなされている。
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