防具 (剣道)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/14 08:22 UTC 版)
防具(ぼうぐ)は、剣術・剣道の稽古で打突を受ける、体の保護具のこと。なぎなた、槍術、銃剣道、短剣道、逮捕術、日本拳法、防具付き空手などでも同様または類似の防具が用いられる。全日本剣道連盟の規定においては、正式名称を剣道具(けんどうぐ)という。ただし文部科学省は防具と呼称している。
注釈
- ^ 慣用的に「面下」、「面タオル」などとも称する。
出典
- ^ 横浜開港資料館編『F・ベアト 写真集1 幕末日本の風景と人びと』 明石書店 2006年 ISBN 4-7503-2369-1 p.144
- ^ a b c 防具(剣道具)の歴史(上) 中村 民雄 語の由来
- ^ 洋銀は洋白とも称する。面金の刻印や防具のカタログ上では、ほとんどの場合「洋白」の表記が用いられた。
- ^ 板紙を重ね合わせて特殊工法で圧縮したもの。
- ^ 革張り・漆塗りとすることによって、衝撃や水濡れ(汗による湿り)に対する耐久性を高める効果があるほか、見た目の美しさも向上する。胴台の裏面にも漆塗りを施すが、こちらには牛革を張らない。
- ^ 「蜀江」や「曙光」と記す場合もある。
- ^ 蜀紅については、面の突き垂にも施される。
- ^ 「ベタ刺し」という表現をする場合もある。さらに細分すると、刺し糸を通す向きによって「碁盤刺し」と「斜め刺し」とに分かれる。前者は刺し糸を水平・垂直方向に、後者は刺し糸を左右斜め45度方向に通したものをいう。
- ^ 装飾・補強部材としては皮革も含まれる。なお、使用後の速乾性を重視し、皮革を使わずに布地・糸などの繊維部材のみで組み上げた「織刺(おりざし)仕立」と呼ばれる垂もある(面や小手にも同様に織刺仕立のものがある)。
- ^ 平成7年(1995年)の「剣道試合・審判細則」改訂までは「垂ネーム」と称した。現在でもこの呼び名を使うところがある他、慣用的に「垂ゼッケン」等とも呼ばれる。
- 1 防具 (剣道)とは
- 2 防具 (剣道)の概要
- 3 刺しの種類と価格
「防具 (剣道)」の例文・使い方・用例・文例
- 製造エリアの見学(防具支給)
- 防具を装着しなさい。
- ちゃんとした防具を身につけなさい。
- 胸の下の部分に付ける防具の一部
- 防具としてかつては着られた鎖かたびらの長い丈の(通常袖のない)チュニック
- ウェストより下の胴部の防具
- 剣道で用いる篭手という防具
- 剣道の防具などで,腰のまわりを保護するためにつけるもの
- 剣道の防具や鎧で,胴を覆うもの
- 腹当てという防具
- 膝鎧という,草摺と脛当との間を守る防具
- スポーツ競技で,防具の面
- 面頬という,剣道での顔面の防具
- 涎掛けという咽喉の防具
- ヘッドギアという,頭部保護用のスポーツの防具
- 剣を使用するときの籠手という腕の防具
- 顔面の保護の為,スポーツのときに使う防具
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