関東地方の南西部と中部地方の東部 (1873 - 1885)、歩兵第1連隊
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はじめて師管が置かれたのは、鎮台配置から2年後の1873年(明治6年)7月19日の鎮台条例改定による。鎮台条例第1条は、全国に6つの軍管のうち、それぞれを鎮台が統率することを定めた。そのうち東京鎮台が管轄する第1軍管が、第1師管・第2師管・第3師管を下に置いた(第3条)。第1師管は東京を営所を置き、小田原市、静岡、甲府に分営を置くことが定められた(第3条)。師管はその所在地から東京師管とも呼ばれた(第3条)。 1月に定められた「六管鎮台表」で東京鎮台東京営所の管轄とされたのは、東京府・神奈川県・埼玉県・入間県・足柄県・静岡県・山梨県の1府6県だが、この時点では第1師管という呼び名はない。1873年(明治7年)10月に営所配置改定があったときの第1師管は武蔵国・相模国・甲斐国・伊豆国・駿河国で、1府6県の範囲と一致する。現在の都道府県にあてはめると東京都・埼玉県・神奈川県・山梨県と静岡県の中部・東部である。 第1軍管(1873年1月 - 1885年5月)第1師管(東京師管) 第2師管(佐倉師管) 第3師管(新潟師管)
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