鎮海城
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/11/10 02:04 UTC 版)
詳細は「チンカイ・バルガスン」を参照 1212年、チンギス・カンの命令を受けたチンカイはアルタイ地方に城郭を築き、工事には金国遠征で捕らえた工匠が動員された。この城廓は建設者の名をとって「チンカイ・バルガスン(モンゴル語: Činqai Balγasun/鎮海城)」と呼称されている。チンカイが建設した城では農業、鉄器の生産が行われており、前線に兵糧と武器を供給する兵站基地として機能していたと考えられている。モンゴル帝国が衰退した後、鎮海城の名前は史料から見られなくなるが、城を訪れた丘長春の弟子が編集した『長春真人西遊記』の記述と考古学的調査から、ゴビ・アルタイ県シャルガのハルザン・シレグ遺跡が鎮海城の址だと推定されている。
※この「鎮海城」の解説は、「チンカイ」の解説の一部です。
「鎮海城」を含む「チンカイ」の記事については、「チンカイ」の概要を参照ください。
ウィキペディア小見出し辞書の「鎮海城」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
- 鎮海城のページへのリンク
