酸と塩基
酸塩基
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/28 03:43 UTC 版)
誘起効果は分子の酸性・塩基性の決定においても重要な役割を果す。+I 効果を持つ基が分子に結合すると分子全体の電子密度が増加し、電子対供与性が増すため分子は塩基性となる。同様に、-I 効果を持つ基が分子に結合すると分子全体の電子密度が低下し、電子欠乏状態になるため酸性となる。分子に結合する -I 基の数が増えれば増えるほど酸性は強くなり、+I 基が増えれば増えるほど塩基性が強くなる。
※この「酸塩基」の解説は、「誘起効果」の解説の一部です。
「酸塩基」を含む「誘起効果」の記事については、「誘起効果」の概要を参照ください。
「酸塩基」の例文・使い方・用例・文例
- 酸塩基のページへのリンク