選手会結成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/14 05:51 UTC 版)
「1954-1955シーズンのNBA」の記事における「選手会結成」の解説
選手会(NBPA)が結成され、初代会長にはボブ・クージーが就任した。当時のNBAには日当や年金制度、サラリーの最低保障など選手を守るための法整備が進んでおらず、平均サラリーは8000ドルだった。 NBPAは北米4大プロスポーツリーグ最古の労働組合である。他のプロリーグと比べて歴史の浅いNBAにいち早く選手会が生まれたのは、NBAは他のプロリーグと比べて選手の絶対数が少なく選手間の繋がりが強いためだった。選手同士の結束の強さはそのまま組織の強さに比例し、他のプロリーグと比べても特に強い力を持つNBPAは後にしばしばリーグと衝突するが、当時のNBPAはその存在をリーグやオーナーから公式に認められていなかった。NBPAがリーグから公式な組織として認められ、強権を発動できるようになるまでは、約10年の時を待たなければならない。
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