運動処方とは? わかりやすく解説

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運動処方

読み方うんどうしょほう
【英】:Exercise Prescription

 健康に関連する体力構成要素としては、全身持久力筋力・筋持久力、および柔軟性あげられます。運動処方とは、これらの健康関連体力向上させるための運動の負荷方法強度継続時間頻度規定することです。
 アメリカスポーツ医学会では、運動処方の指針ガイドライン)について1975年以来現在に至るまで5年ごとに発表し年々その内容充実させています。ここでは、2006年にアメリカスポーツ医学会で発表され一般的な運動プログラムガイドライン紹介します。まずは全身持久力の向上を目的とする場合は、大筋群のダイナミックな運動を、55ないしは65HRmax最大心拍数220-年齢で推定される)の強度で、2060分間、週に3~5回行うとしています。筋力の向上を目的とする場合は、すべての大筋群を含む8~10種目運動を、最大努力もしくはその23回手前強さで、1セット3~20回、週に2~3回行うとしています。また、柔軟性の向上目的とする場合は、すべての大筋群を含む静的ストレッチングを、痛みのない可動域ギリギリ緊張まで、1530秒を2~4回、週に最低2~3回できれば週に5~7回行うとしています。
 運動の効果は、体力水準健康状態、または遺伝的要因違いよって様々です。安全で効果的な運動処方を行うためには、これらのガイドラインあくまでも参考にして、個人身体的な特性見極めて運動内容決定することが大切です。





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