逆さ竹(さかさダケ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 19:29 UTC 版)
「越後七不思議」の記事における「逆さ竹(さかさダケ)」の解説
新潟市中央区鳥屋野三丁目、西方寺。国指定の天然記念物。 天然記念物指定名称は鳥屋野逆ダケの藪(とやのさかさだけのやぶ)。 枝が下向きに生える枝垂れタケ。親鸞が竹杖を逆さに土に挿したものに根が生えたと伝える。逆さ竹はハチクが枝垂れる変異種であるが、竹の枝垂れは他にほとんど例がなく、極めて珍しい奇形であることから1922年(大正)11年10月12日に国の天然記念物に指定された。近隣に所在するゆかりの寺である西方寺には、標本が保存されている(右の画像)。 竹が枝垂れる原因については、長期間にわたって狭い範囲に密生して生育することによる影響や、豪雪による積雪量の多い期間が長いことによる中空の竹枝の耐久性などの因果関係が議論されてきたが、未だに確定的なものはない。
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