近縁種と類似種とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 近縁種と類似種の意味・解説 

近縁種と類似種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/11 01:10 UTC 版)

イワヒメワラビ」の記事における「近縁種と類似種」の解説

同属のものではセイタカイワヒメワラビ H. alpina静岡県四国、及びそれ以南知られる。本種より大きくて葉身は70cm以上、1mくらいにはなる。またや軸に粘毛があって生きた状態では触るとねばねばすること、胞子嚢群の縁が反転して覆うことなどで区別される。他にオオイワヒメワラビ H. tenuifolia が沖縄本島採集され記録があるものの、現在では見られない。これはセイタカイワヒメワラビに似て葉柄太くて線毛様子異なる。またセイタカイワヒメワラビと本種との雑種思われるものも発見されており、アイイワヒメワラビと呼ばれる。 同科のワラビにも一見では似ているが、本種は毛が多く質が柔らかいのですぐ区別出来る。 それ以上外見似ているのがヒメワラビ Thelypteris torresiana var. clavata である。ただしこの種は葉柄の毛が落ちてもざらつかないこと、基部には鱗片もあること、胞子嚢群は裂片の主脈と縁の中間位に並んで生じること、胞子嚢群包膜があること、また根茎短くまとまることなど多くの点ではっきり区別出来る。なお、分類的にはこの種はヒメシダ科に属し系統的に遠く区別点が多いのもそのためである。その割に見てくれはよく似ているちなみにヒメワラビ似た植物は他にも幾つかあり、当然ながら本種にも似ている。それらについてはヒメワラビの項に纏める

※この「近縁種と類似種」の解説は、「イワヒメワラビ」の解説の一部です。
「近縁種と類似種」を含む「イワヒメワラビ」の記事については、「イワヒメワラビ」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「近縁種と類似種」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「近縁種と類似種」の関連用語

近縁種と類似種のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



近縁種と類似種のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのイワヒメワラビ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS