路線環境
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 15:05 UTC 版)
東海道・山陽本線の京阪神地区では、草津駅 - 西明石駅間が複々線となっている。このうち、草津駅 - 新長田駅間は方向別複々線とし、線路の外側を外側線(列車線)と呼び、内側は内側線(電車線)と呼ばれている。 草津駅 - 京都駅間では内外ともに最高速度130 km/hであるが、京都駅 - 西明石駅間は外側線が130 km/h、内側線が120 km/hになっている。 兵庫駅 - 新長田駅間で内側線が下り外側線を南側へ乗り越え、兵庫駅 - 西明石駅間は線路別複々線となっている。電車線(南側)は快速・普通が使用し、列車線(北側)は原則的に特急列車や貨物列車と新快速が使用しているが、朝ラッシュ時には、舞子駅・垂水駅・須磨駅を通過する快速も運転されている。 新快速は西明石駅 - 京都駅間では原則外側線・列車線を、草津駅 - 京都駅間では多くが内側線を走る。外側線・列車線と内側線・電車線の使い分けは歴史的にも変化し、現在は効率的な運行のためにかなり複雑なものとなっている。
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