貝掛温泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/03 07:12 UTC 版)
貝掛温泉(かいかけ おんせん[3])は、日本の北陸地方東部にある苗場山の北東中腹の渓谷[3][* 1]、行政上の新潟県南魚沼郡湯沢町三俣(旧・三俣村。江戸時代における越後国魚沼郡三俣村、幕藩体制下の越後御料〈出雲崎代官所預〉三俣村)に所在する温泉。
注釈
- ^ 清津川の支流「カッサ川(勝沢川)」の渓谷。
- ^ 21世紀初期(2010年代)の時点で、公式ウェブサイトは「700年の歴史」とも謳う。
- ^ 【疑問】公式ウェブサイトは「隠し湯」であったとは記しておらず、本文下記のとおり、三国街道の往来人で賑わったようなことを記している。そのとおりであれば、全然制限されていないということになる。しかし一方で、源泉湯宿を守る会は「謙信の隠し湯」であったと記している。「謙信の隠し湯であった」ことと「誰でも入れた」ことは相剋関係で、矛盾しているが、「謙信が関東攻略戦時に限って隠し湯とした」などといったことであるならば、相剋はしない。
- ^ 公式ウェブサイトでは、「眼の温泉」として広く知られるようになったのは江戸時代から、としている。
出典
- ^ a b c d e f g h “貝掛温泉の湯力”. 公式ウェブサイト. 貝掛温泉. 2019年8月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “奥湯沢 貝掛温泉”. 公式ウェブサイト. 源泉湯宿を守る会 (2004年12月18日). 2019年8月19日閲覧。
- ^ a b 三省堂『大辞林』第3版. “貝掛温泉”. コトバンク. 2019年8月19日閲覧。
- ^ a b 『日本経済新聞』朝刊別刷り NIKKEI日経プラス1【湯の心旅】貝掛温泉(新潟県)疲れた目と心にしみわたる/長湯で温めてリラックス。
- ^ a b “日本三大眼の温泉・姥子温泉 - 日本の温泉特集 第5回”. 旅探(公式ウェブサイト). 東建コーポレーション株式会社. 2019年8月19日閲覧。
- ^ a b “貝掛温泉”. 温泉名人(公式ウェブサイト). 日本温泉協会. 2019年8月19日閲覧。
- ^ “白雲慧暁”. コトバンク. 2019年8月19日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s “貝掛温泉の歴史”. 公式ウェブサイト. 貝掛温泉. 2019年8月19日閲覧。
- ^ 福⽥秀⼀『中世日記紀行集』岩波書店、1990年、438頁。
- ^ 濱口博章「下葉和歌集」『甲南大學文學會論集 國文學編』第15号、甲南大学文学会、1961年、197頁。
- ^ 高橋範行「越後の温泉の歴史について」『奥山荘郷土研究会誌 おくやまのしょう』第46号、奥山荘郷土研究会、2021年5月15日、22-39頁。
- ^ 香川修徳『⼀本堂藥選』〈続編〉1738年。
- ^ 丸山元純『越後名寄』巻第9、1756年。
- ^ “温泉うんちく”. 公式ウェブサイト. 貝掛温泉. 2019年8月19日閲覧。
- ^ ⼩村 英菴『越佐叢書』 第五、野島出版〈復刻 後越薬泉〉、1974年、2108頁。
- ^ 『町史研究ゆざわ(1)』湯沢町史編纂室、2002年1月25日、106頁。
- ^ “六日町・湯沢 地区”. 公式ウェブサイト. 南越後観光バス. 2019年8月19日閲覧。
- ^ “貝掛温泉(YN18)バス停”. 雪国観光圏(公式ウェブサイト). 雪国観光圏推進協議会. 2019年8月19日閲覧。
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