読み本系とは? わかりやすく解説

読み本系

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:32 UTC 版)

平家物語」の記事における「読み本系」の解説

読み本系には、延慶本、長門本、源平盛衰記などの諸本がある。従来は、琵琶法師によって広められ語り本系読み物として見せるために加筆されていった解釈されてきたが、近年は読み本系(ことに延慶本)の方が語り本系よりも古態存するという見解の方が有力となってきており、延慶本は歴史研究においても活用されている。 広本系と略本系の関係についても、先後関係は諸説あって不明のままである。読み本系の中では略本系が語り本と最も近い関係にあることは、『源平闘諍録』の本文中に平曲曲節相当する中音」「初重」が記されていることからも確実視されている。

※この「読み本系」の解説は、「平家物語」の解説の一部です。
「読み本系」を含む「平家物語」の記事については、「平家物語」の概要を参照ください。

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