記憶素子
別名:記憶セル,半導体メモリー
【英】memory device
記憶素子とは、メインメモリなどの記憶装置に用いられる、データを記憶保持する役割を持つ半導体回路のことである。
記憶素子は、状態の変化によって「1」と「0」いずれかを示す状態を保持することができる。これを2進法のデータとして扱うことで、文字や画像をはじめとする様々な情報がコンピュータ上で扱えるようになっている。1個の記憶素子が扱う情報量は1ビット(bit)である。
メモリは大別してRAMやROMに分類でき、さらにSRAM、DRAM、MRAM、PROM、EPROM、EEPROM、UV-EPROMなどに分類することができる。これらそれぞれにおいて記憶素子のデータを保持する方式は異なる。
記憶素子(記憶回路)
主記憶装置
(記憶素子 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/31 00:59 UTC 版)
主記憶装置(しゅきおくそうち)は、記憶装置の分類で、コンピュータのメインバスなどに直接接続されている記憶装置のこと。比較的CPUから近い位置にあるため、一般に外部バスなど比較的CPUから離れていて大容量だが低速な記憶装置である「補助記憶装置」と比較すると、高速(低レイテンシかつ高スループット)だが小容量である。特に、CPUが入出力命令によって外部のインタフェースを操作するのではなく、「ロード・ストア命令」や、さらには通常の加算などの命令において直接読み書きできる対象であるものを指す。メインメモリ、一次記憶装置[注釈 1]とも。
- 1 主記憶装置とは
- 2 主記憶装置の概要
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