計量法との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 06:56 UTC 版)
「カタール (単位)」の記事における「計量法との関係」の解説
カタールは計量法には規定されていない。カタールがSI組立単位となった後の2001年の計量法改正においても、カタールは法定計量単位に追加されなかった。その理由は、触媒活性については、国内及び海外においても非SI単位である「ユニット」が2001年時点でも2005年時点でも広く使用されている状況であることから、学識経験者、消費者、産業界など関係者で、「カタール」を法定計量単位として位置づけるとのコンセンサスがなかったからである。 上記の事情のため、国際単位系が定める、固有の名称を持つSI組立単位のうち、計量法上の法定計量単位となっていない単位は、カタールのみとなっている。 なお、酵素活性(触媒活性)は、72量の物象の状態の量には含まれていないため、取引・証明に用いることにはなんらの規制がなく、自由である。
※この「計量法との関係」の解説は、「カタール (単位)」の解説の一部です。
「計量法との関係」を含む「カタール (単位)」の記事については、「カタール (単位)」の概要を参照ください。
- 計量法との関係のページへのリンク