観音堂 - 埼玉県指定文化財
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 01:20 UTC 版)
「四萬部寺」の記事における「観音堂 - 埼玉県指定文化財」の解説
1697年(元禄10年)の建立、造営は秩父地方の名匠藤原徳左衛門吉久により、また、1756年(宝暦6年)に浅草講中の寄進により江戸の工匠が補修している。側面3間の入母屋造で、屋根は銅葺、正面に 1間の唐破風造りの向拝があり、勾欄付浜縁をめぐらしている。千鳥破風及び彫刻は文政年間(1818年~1830年)のものと思われる。様式は唐様から成り構造・装飾とも江戸中期における代表的技法をこらしており、秩父地方における社寺建造物の規範となった建物である。
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